研究会の概要
日本の モノづくり
再興を目指す
日本初のAM学会
AM(Additive Manufacturing)は、モノづくりの仕組みを変革する技術として、学術界・産業界の双方で大きな関心を集めています。日本がAM分野において主導権を握り、AMを通じて世界のモノづくりを牽引するためには、基礎研究から研究成果の社会実装までをシームレスに、そして産学官の分け隔 てなく議論するための「場」が不可欠です。そこで、学術深化による日本発の優れた研究成果の創出に加え、高付加価値製品の実用化によるAMの産業化・市場発展をはかるとともに、今後の日本におけるAM分野の取り組みの方向性を議論・決定するため、産学官そして学協会の枠組みを超えた有機的連携を促進するために設立されたAM研究会は、2025年4月1日に日本Additive Manufacturing学会(日本AM学会)へと進化しました。
これにより、より活動を一層強化し、日本発の多岐にわたる材料やモノづくり技術を統括する場として進化した形で、日本のAM分野を牽引し、製造業の活性化を進めて参りたいと考えております。日本AM学会は金属(メタル)にとどまらず、高分子、セラミックス、ガラス、樹脂、細胞やそれらの複合材料などを広く取り扱っていきます。日本AM学会では、学術誌の刊行、講演大会や定例委員会(セミナー)、オンライン教育講座等の開催の活動を実施していきます。
●個人会員:正会員、学生会員
●企業賛助会員:プラチナ会員、ゴールド会員

1)会報「AMフューチャー」
●AMに関する最新の研究や技術開発の成果を掲載し、会員で共有するとともに広く発信します。
●会員には無料で配布します。
●年間2号の発行を予定しています。
2)講演大会
●日本AM学会最大のイベント。
●最新の研究や技術開発の成果等を発表・討議を行い、深めることを目的として、対面で開催します。
●毎年9月初旬に開催を予定しています。
3)見学会
●AM関連企業や研究機関の製造設備、装置、製品等を見学し、適用や導入等の参考とするために開催します。
●不定期に開催します。
4)定例委員会(セミナー&情報交換会)
●関連分野の専門家による講演を行い、AMに関する最新のサイエンス・テクノロジー・ビジネスに関する情報を提供するとともに、参加者間の交流・情報収集を促進します。
●年間2回(1月と5月を予定)、対面およびWebで開催します。
5)AM教育講座
●AMに携わる、もしくはこれから携わる初級から中級・上級までの学生や企業のエンジニアならびに上級者を広く対象として、基礎知識
の向上を目指す。
●年間2回(2月と8月を予定)、Webのみで開催します。
6)最新技術情報講座
●賛助会員各社の最新の技術情報を紹介します。
●開催後、オンデマンドで無料配信します。
●年間2回(6月と11月を予定)、Webのみで開催します。
7) その他
●関連団体イベントへの協賛

会長
中野 貴由
大阪大学 教授

副会長
前川 篤
大阪大学 招聘教授

副会長
渡邊 誠
物質・材料研究機構 副センター長
理事(25名、五十音順)

芦田 極
産業技術総合研究所 所長

岩崎 勇人
川崎重工業株式会社 部長

牛島 邦晴
東京理科大学 教授

大竹 卓也
日本積層造形株式会社 代表取締役社長

岡部 徹
東京大学 副学長・教授

沖田 耕一
宇宙航空研究開発機構 ゼネラルプロデューサー

尾山 朋宏
大陽日酸株式会社 所長

片岡 正人
三菱重工業株式会社 事業部長代理

神谷 直浩
株式会社島津製作所 センター長

桐原 慎也
株式会社シグマクシス 常務執行役員

小林 剛輝
オリックス・レンテック株式会社 執行役員事業戦略本部長

塩田 将司
日本電子株式会社 執行役員

柴崎 祐一
株式会社ニコン 執行役員・アドバンストマニュファクチャリング事業部長

杣田 圭二
三菱商事テクノス株式会社 執行役員

竹越 淳
株式会社ODEC グループリーダー

寺内 俊太郎
大阪冶金興業株式会社 代表取締役

中原 正博
東洋アルミニウム株式会社 チームリーダー

根崎 孝二
株式会社IHI 技師長

野村 直之
東北大学 教授

古川 英光
山形大学 教授・理事特別補佐

松岡 淳
株式会社大阪チタニウムテクノロジーズ 取締役執行役員・東京支社長

水沼 憲一
株式会社NTTデータザムテクノロジーズ 代表取締役社長

御手洗 容子
東京大学 教授

安田 弘行
大阪大学 教授

柳本 勝
山陽特殊製鋼株式会社 取締役常務執行役員
監事(2名、五十音順)

榎 学
東京大学 教授

渡邊 愼一
日本電子株式会社 顧問